■Introduction:はじめに
なんでこういうことが気になったのか、何を調べたかったのかなどは拙作「インビジブル」の曲コメページに記載してあるので、そちらをご覧ください。
また、失格については本文章ではカウントしておりません。
そのため、イベントに登録された失格を除く35曲に対するインプレッションを集計しています。
■Report:インプレイヤー毎のインプレッション数について
- おおよそ4人に1人は全作品にインプレッションを実施している
- インプレッション数が3作品以下のユーザーは全体の3割程度
また、インプレッション数34,33のインプレイヤーのほとんどが大会参加者でした。
そのため、おおよそ半数のインプレイヤーは投稿できる全作品へのインプレッションを実施しているという結果でした。
なお、この全インプレ・ほぼ全インプレの分類は下記の通りです。
- 全インプレ(35曲中35曲):13名
- 自曲以外全インプレ(35曲中34,33曲):9名
---ここまで小計:22名--- - 自曲以外のBMS曲全インプレ[上記除く](35曲中33曲):1名
---ここまで合計:23名---
本イベントおいては、単体でDLして気に入った作品にのみにインプレをするという遊び方はほとんどなく、パッケージをDLして周回し、多くの作品にインプレをするプレイヤーの方が多いということなのかなぁと思いました。
■Report:bmsonのインプレッション数について
なんでこんなことを調べようと思ったのかというと、下記のTweetが原因だったりしました。
普段LR2を使っているBMSプレイヤー向けのアンケートです。遊びたいbmsがLR2に対応しないbmson形式だった場合
— 髭姫@ (@higehimemiya) May 28, 2018
個人的なアンケートの結果出てたけど単純に考えてbmsonでbms出したらインプレが7割減るのか(
— 髭姫@ (@higehimemiya) September 4, 2018
というわけで7割減るのかを本イベントで確認するのが目的だったんですが……。
■Q:bmsonはインプレ数が格段に減るのか?
下図は各作品に対して行われたインプレッションの件数です。
拙作「インビジブル」のインプレッション数は23なので、最低インプレッション数の1作品ではあるものの、飛び抜けて低い数値ではありませんでした。
ただし、前述の通り全インプレ数が22なので、全インプレ以外からの投稿数は1となります。
上記から見るに、全インプレをするユーザーにとってはBMS/bmsonのフォーマットの差は対して気にならないのかもしれないです。
ただしまた、BMSのみ全インプレのユーザーが1名いるので、「bmsonだからインプレをしない」ユーザーは存在するという事実はありました。
※会場コメントにbemuse(ブラウザでbmsonが遊べるツール)を紹介していたため、これを使ってプレイしたユーザーがいる可能性を考えるとこの限りでは無いかもしれないです。
以上より「全インプレをする人間にはbmsonかどうかは(あまり)関係ない」 「ただし、その他のプレイヤーからはインプレッションをもらうことができない」という結論が考えられます。
なお、最大インプレ数36に対して最小インプレ数23は約64%の数値となり、前途のアンケート結果に近い値ではありますが、ただの偶然だと思います。
■Q:beatorajaでのユーザー数は?
このスクショから、ざっくりいうと最低8人はプレイしていることがわかります。
個人的に[A]譜面と[N]譜面を両方1回づつやるユーザーの存在を信じれないので、多く見積もってインプレ数23に対して半分くらいかな……という結果でした。
なお、beatoraja利用者が全員このMochaIRを使っているとは限らないこと、複数譜面を遊んだ場合等を考えると、このスクショとインプレッション数の紐付けはできませんが、参考情報までに。
■(余談):イベント内外のbmsonのプレイ率について
上記のスクショの通り、イベント外で公開した「Go Fight Win」は一度もMochaIRのプレイヤーに触られていないことがわかります。
プレイされるためには前提としてイベントに出す必要がありそうです。
ということで超絶拡大解釈すると、大型イベント(無名戦やBOFU)の締切に間に合わなくてTwitterやロダで公開するくらいなら、テーマがあってなかろうと、出来がどうであろうと、次のBMSイベントに持ち込んだほうがプレイされるということになるのでレッドゾーンのギリギリを攻める場合は参考にしていただけると幸いです。
■Report:「Be Music in the Dark」の採点ルールについて
BGA禁止BMSイベントでは明示的にbmsonの登録が許されている(超珍しい)のと、下手にインプレをもらうよりインプレを貰わない方が高評価になる可能性があるルールから、レギュレーションを守った上で極限までプレイされないのを狙ったbmsonを登録するのも戦略上ありでは?と思ったり
— Velpion (@Velpion) May 19, 2021
下図はインプレイヤー毎の各インプレの分布を箱ひげ図にしたものです。
ちなみに、全インプレもしくはそれに準ずるインプレ数のプレイヤーの内、全作に-100ptをつけたユーザーは3名でした。
作者からしたら一見嬉しいように見えますが、全体の順位には一切影響せず平均データに影響が出る、異常値になる等の理由から個人的にはそこまで嬉しくはないかな……。
また、9割のインプレイヤーは絶対評価で点数をつけている横、全作品に対しての相対評価で点数をつけるユーザーも数名いました。
この方法は採点形式が被評価者(作者)から見えにくいところや、低得点もそれなりの件数つけることになるのでしばしば作者サイドから小言が漏れていたりする方法でもあります。(個人的には好きですが)
■Report:インプレ数と平均点の相関
下図はインプレッション数と平均点のグラフです
(-100pt~100ptの採点から0pt~200ptへ変換してます)
このグラフでは、インプレッション数が多いほど平均点は高くなる相関がありそうな結果となりました。
ただし、その逆「平均点が高いほど、インプレッション数が多くなる」は言えなさそうな結果でした。
なお、このインプレッションの平均点を「全インプレ&ほぼ全インプレ」「それ以外」で集計した結果は下図のとおりです。
こうやって見ると、
- 全インプレ&ほぼ全インプレ:平均点を下回る
おそらく、相対評価によるインプレッションが含まれるため - それ以外:平均点を上回る
おそらく、全て絶対評価、かつわざわざその作品にインプレするほどのプラスの感情であることが関係している?
ただし、インプレ数が少なくなるほどサンプル数が少ないため、ブレも大きくなる
(インプレ数23の作品だと「それ以外」のサンプル数は1)
- 前提として、プレイヤーの多いフォーマットで作成する
→2021年現在ではBMS、LR2対応一択 - 負けないためには全インプレ(全インプレイヤー+イベント参加作家)からの相対評価を上げる仕組みを作る
→クオリティ面の強化・定義/音量/譜面等による減点をへらす努力? - 勝つためには上記を確保しつつ、上記以外の票田を外部から絶対評価のインプレ数を稼ぐ
→SNS含む広告戦略?
■Outro:おわりに
本データはあくまで単一のBMSイベントのデータ集計であり、他のイベントではこの傾向のとおりにならない可能性も高いです。
ただの偶然の集まりかもしれないですが、このデータがどこかの誰かのお役に立てれば光栄です。
2021/10/03 Velpion
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